新たなカラーであるTrovidur® EC-FR ホワイト FR1130により、プラスチックのグローバルメーカーであるRöchling Industrial SE & Co. KGは、半導体およびソーラー産業で使用できる安全な素材の製品ラインナップを拡大しました。この新製品は燃焼挙動ならびに発煙性に関するFM 4910の基準を満たしており、半導体業界におけるクリーンルームでのサステナブルな使用が可能になります。
半導体製造のような繊細な環境下では、クリーンかつ安全な生産工程が求められます。例えばコンピュータチップの製造は、厳しく規定された環境下で行われます。
また、そこで使用される素材は、非常に高い燃焼挙動要件に対応し、FM4910 規格に適合していることが求められます。これにより、火災が発生した場合に、炎の広がりが少なくなり、安全性が担保されます。
Trovidur ® EC-FR は、ヨーロッパでも非常に好評な素材で、上記で述べた要件を満たしています。また、いわゆるウェットベンチ( ウェットステーション)の製造など、すでに業界で幅広く使用されています。Trovidur® EC-FR アイボリー1013 に加えて、色違いの製品である Trovidur® EC-FR ホワイト FR1130 も FM 4910 認定素材です。
安全性と持続可能性を最優先
新たなカラーと非常に光沢のある表面でのご提供により、ロシュリングは半導体等の繊細な分野における製品ラインナップをさらに拡大しました。すぐれた特性を有するこの材料は、製造現場の安全性を担保し、火災が起こった場合の煙を低減し、機械の故障の防止に貢献します。
この新素材は、最大 1,500mm のシート幅でご利用いただけ、ご要望に応じてカットも可能です。この製品は、両面に保護フィルムが付いたシートとして納品される為、製造工程やその後の加工中に高光沢の表面に損傷が生じることを防げます。
Trovidur® EC-FR のアイボリーとホワイトの両カラーバリエーションはドイツで製造されていますが、世界中で半導体産業での需要が高まる中、アジア地域のお客様にも本製品を販売しております。
FM 4910 に準拠してテストされた当社の材料の詳細については、こちらをご覧ください。FM 4910 認定材料 | ロシュリング ロシュリング DE(roechling.com)